津島市蛭間町
tel.0567-25-3272
全席禁煙に致しましたので、
 喫煙はデッキ席のみとさせていただきます。
 毎木曜日第2,第4水曜日を定休日とさせていただきます*
 2002.08.23

朝起きたら頭ガンガン、おまけに気持ち悪いーときたもんだ。体調最悪、何度やっても懲りない自分に腹を立て、問いかける。この間、もう飲み過ぎないって決めたのに・・・。たとえば、ちょっと気分が悪くなったとしても翌日お酒が残る、要するに二日酔いというものを、数年前までずっと知らなかった、したことがなかった。それが最初に二日酔いを経験した日は、最初にして、かなりものすごかった。  



くれよん週一ライブを始めてしばらくしてから、東京から私達が聴きたい人をひとり呼んで、あとは名古屋メンバーでというライブを何度かやった。その企画で緑川さんが来た時、ライブが終わってから、ほとんど朝まで飲み続け、ひどい二日酔いになった。思い出すだけで吐き気がする。緑川さんのアルトがすごくて、ご機嫌だったのと彼がくれよん6年ぶりの出演ということもあって、つもる話もあり、ついついお酒が進んじゃって。昼頃やっとの思いで起き上がったものの、もやもやむかつきがひどくて、何度トイレに駆け込んだことやら。食事なんてとんでもなくて2日目のライブが始まろうとしているのにまだおさまらなかった。緑川さんに“大丈夫ですか?”と聞かれ“始まっちゃえば大丈夫”と答えたものの、なかなか本調子には戻らなかった。



酒は百薬の長と言うように、ほどほどに飲めば、リラックスできるし、そこそこ体にもいいのかなあなんて思えるんだけど、飲みだすと止まらない時があって、わかっちゃいるけどやめられないなんてね。



それで今回はというと、坂田 明3のライブを、とある酒蔵で聴いて、でも演奏時間が短くて、まっすぐ帰るにはちょっとって感じで・・・。この日は、会場でお酒飲みながら聴く為に、電車で出かけたので、ライブ中にビールを少々。終わってからなんかいい気分で、駅まで歩くうち、CATの営業日だったことに気づき、その場でTEL.やってることを確認。最寄の駅から名古屋まで直行。CATに酔っ払い2人がおじゃましたのでした。“今日は家から?”とたずねてくれたマスターにわけを話すと“じゃあ 今日は3人でゆっくり帰ろ、送ってくから・・・”と。“とんでもない、終電で帰りますから”なんて言いつつ、いい具合に酔いがまわってきて、おかわりする。なんでセーブできないんだよ、ここで。すでに自制心ってものが、きかなくなってるんだよね。



そういえば、その前日土曜日、ラブリーでのライブ後、桂一さんに会って話してたら、食事がでてきて、ごはん、ウーロン茶・・・テーブルの上に、アルコールらしきものがないので、“今日 お酒飲まないの?”と聴くと、“聞かれると思ったんだ、実はドクターストップで・・・”ここにもひとり、懲りない酒飲み。彼は夏になると必ず、いつも夏バテで食事があまりとれなくなるらしく、今年も例年どうり、1日に2食程度で、それもさっぱり系なんていうのを続けていたらしいけど、それでもお酒は飲めちゃうから、こっちはいつもと変らない量を飲んじゃう。それじゃ 体にいいわけないんだけど。結果、ドクターストップがかかったってわけで、その日は食事がちゃんととれるようになって2日目、禁酒5日目だったので、体調がよくなってきた頃で、本人もそういうように、それほど不健康そうには見えなかった。



桂一さんはピアノを弾く時も横に必ずお酒のグラスがあって、ある程度アルコールを体内に入れてベストな状態にしているようにさえみえる。だから桂一さんがお酒を飲まないなんて考えられなかったんだけど、7年程前にやっぱりドクターストップで今のような状態を見た時、ホントにびっくりした。あれだけ飲んでたのに、よく一滴も飲まずにいられるもんだって。当時彼から届いたハガキを見ていたら「・・・一ヶ月間の断酒に入っています。・・・あと40年間飲み続けるためなら(自分でそう思ってるのがずうずうしい)一ヶ月ぐらいどうってことありません・・・」しかし そのあと「本当はすごく飲みたい」と本音がでていた。今回も“全く飲まないなんて、エライ!!”と私が言うと私のビールグラスを指さして、“いや ここでさあ ちょっとそれ一口飲ませてなんて、ちょっとでも飲んだら、もう際限なくいっちゃうから”ああ あぶない、あぶない。とにかく程ほどがいい。そう?年間飲み続けるには、楽しく飲んで、楽しく酔っ払う。適量がいちばん。



今週は、Morning Of Carnival

岡安芳明 Gentle Moods

STAN GETZ Big Band Bossa Nova

'02.08.27 ☜  一覧  ☞ '02.08.16