どこにどんな店があるのか、ほとんど知らない私達は、おいしいものが食べた〜〜いと思うと、最近では、雑誌のお店紹介を見て、そこから選んで食べに行くことにしていた。でもこれが、以外にはずれちゃったりして、“たいしたことないね・・・”なんて。
そんなある日のこと、その日は、某ライブハウスへ行く予定で、その前に食事をすることに。とりあえず近くまで行って、駐車場を捜した。すると狭い道路の脇に２，３お店がある。迷いに迷って入ったお店が、店内をマスターが自分で手直ししたという、なんとも気が合うというか、よく似たというか、そんな店で、“壁は何を塗ったんですか？・・・”なんて、妙に話がはずんじゃって、お料理も創作料理って感じで、おいしかったんで、すっかり気に入っちゃって、やっぱり自分の足で捜さなきゃってことになって。今度は、その日どっちにしようか迷った、隣のお店に入ろうと決めていた。
それから、数ヵ月後“今日は、この前の隣の店ね”なんて言いながら歩いていたら、またまた違う店を発見。“あっ あんなところに・・・”店の前に置かれた大きな樽、イタリアの国旗・・・ “う〜〜〜ん 気になるなあ”何だか心ひかれて、今日こそと決めていた店をあっさりやめて、そちらに入った。（なんと移り気な）これがまた大正解で、ワイン、お料理、デザートまで、み〜んな、おいしくて大感激。しいて言えばほんの少し堅苦しいかなと、思ったけど、シェフとのふとした会話がきっかけで、リラックスできて、もう文句なし。
2回目の今回も、大満足の私。でも娘は“気取ってる”とでも言いたげに、店内やお店の人、隣の席のカップルを見て、次に私を見て、ネ！と同意を求めているようだった。私が“ちがうんだなぁ シェフがねえ 意外と話すとおもしろいんだよ”と言っても、ほんとうかなあという顔をしていた。
どのテーブルも静かに、お行儀よく、食事を楽しんで（たぶんそうだと思うけど）いるんだけど、私達ときたら、話がはずんじゃって止まらないし、大笑いするし、そしたらシェフがテーブルに来た時“何ですか？”みたいに話しに入ってきて・・・娘もシェフと話して、すっかり気分がほぐれちゃって、満足そう。
おいしいもの食べると、ホント気分までHAPPY!!
そういえば最初に行った時は、“フライドプライド”のCDが、かかっていたし、今回は”TOKU”が、かかっていたのも気になるなあ・・・
今週はボサノバ、ANTONIO CARLOS JOBIMのWave
山本 剛 Midnight Sun
HERB ELLIS Soft & Mellow
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