町内会に入るか入らないか、日本の各地で議論が白熱している。あま市では、七宝、美和の両地区での町内会加入率は90%以上なのだが、甚目寺地区は30〜50%と全国的に見てもかなり低い。町内会加入の是非については置いとくとして、もっと、切実な問題がある。 実は、甚目寺地区のある3つのまちでは、住民が高齢化し、町内会費を集めるなどの世話役がいなくなってしまったため、やむを得ず大字町内会から脱退をした。 ところが、町内会費をもらっていないという理由で、そこの大字区長が、脱退をしたまちの防犯灯を切ってしまったのだ。当然、夜間は真っ暗で、歩くのさえ怖い。高齢者にとってはなおさらだ。 おいおい、「勇健な安全・安心未来都市」のスローガンはどうした。防犯灯を切る前に、町内会が維持できるよう、行政は住民に寄り添うべきだろう。(2018.8.10)
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